共同募金は「じぶんの町をよくするしくみ」です。
共同募金は地域の子育て支援や子どもの居場所支援、高齢者の配食支援や見守り活動など身近な福祉活動や、障がいがある方など様々な手助けを必要としている人々が安心して生活を送れるように役立てられています。
困っている人を支える人を「支える募金」それが赤い羽根の役割なのです。
行政では、私たちの税金で公平に効率的に施策を行っています。社会福祉の対象者にも、不公平にならないように施策を行っています。
現在、急速な少子・高齢化が進行するなかで、住民の社会福祉に対する意識も変わってきました。この社会の変化が激しい時代にあって、多くの人々が単に税金による公的な社会福祉制度の充実を求めるだけではなく、住民みずからが主体的に多様な社会福祉の課題に果敢に取り組む試みが増え、民間社会福祉活動が新たな発展の時期を迎えています。
共同募金運動は、住民相互のたすけあいを基調とし地域福祉の推進を目的として、誰もが住みなれた地域で安心して暮らすことができ、住民自らが参加する福祉コミュニティづくりへの参加を促し、実現するための多様な活動を財源面から支援する役割を果たすことが求められています。そのための財源として、共同募金は欠かすことができないものです。
共同募金運動は、地域福祉の推進を図るための運動であり、「たすけあい」の精神を広める運動でもあります。そのため地域において住民の方々と一番身近な関係にある町内会や自治会などの地縁組織のリーダーとして活躍されている町会長や自治会長の皆様にご協力をお願いしたいと考えております。
役員の皆様には、地域住民と共同募金会とのパイプ役になっていただきますようお願いいたします。
世帯ばかりでなく、街頭や職場や学校などで共同募金へのご協力をお願いしているのは、一人ひとりに住んでいる地域の福祉に関心をもっていただきたいからです。いろいろな機会を通じて募金の協力を求めているため、住民の一人が複数回寄付を求められることはありますが、どこかでご協力いただけますと幸いです。
共同募金によって福祉サービスが豊かに行われ、住民にとって暮らしやすい福祉の充実した地域となることを目指しています。多くの人は、福祉にふれる機会が日常ほとんどありません。だれもが福祉に参加するきっかけとして、共同募金運があります。
共同募金運動は地域の皆様がお互いにたすけあい、じぶんの町をよくするための運動として展開しています。
共同募金は、寄付金が集まってから使いみちを決める募金ではありません。
募金運動を行う前に民間福祉施設や団体から配分申請を受付け、この配分申請額に対してどのくらいの募金が集まれば支援できるかという配分計画を立てます。この配分計画に基づき算出したのが目標額です。
共同募金は、決して寄付額を割り当てる募金ではありません。各町内でお願いしている目安額は「どれだけ協力したらいいですか?」と聞かれた場合にわかりやすく示しているものであり、あくまで目安にすぎません。
募金は強制でも義務でもありません。皆様の善意と自主性に基づくご協力をお願いしています。
令和5年度 共同募金実績 |
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341,984,441円 内訳 ▼赤い羽根募金 278,996,561円 48,025,322円 ▼NHK歳末たすけあい募金 14,962,558円 |